pp501 The Chair (Ash)
ザ チェア
PPモブラー
- カテゴリー
- Arm Chair
- サイズ
- W63xD52xH70、SH45 (cm)
- デザイナー
- ハンス J. ウエグナー
- 材質
- アッシュ・ソープ
座面:籐
- 原産国
- デンマーク
- 【特記事項】
- 納期:国内在庫がある場合1~2週間・受注生産の場合は別途お問合せ下さい。
保証期間:フレーム5年間、座面は1年間保証。
1949年、ハンス・J・ウェグナーは最も有名はデンマーク・チェアの一つ、このラウンドチェアの編込座面である pp501をデザイン、翌年1950年にはアップホルスタリーの座面pp503を発表。当初は、いまは無きヨハネス・ハンセンで製造を始めましたが、1993年からPPモブラーの製造になり現在に至っております。製造的な特徴は、背から肘にかけての笠木にありそれは三つの無垢材のパーツをフィンガージョイントで接合し作られています。フィンガージョイント工法は部位の接触面積が増え、より堅牢な接合になるため、PPモブラーの製品では多く見られ pp505 カウホーンチェア、pp502 スイヴェルチェアそして pp518 ブルチェアなどがあります。
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創業者アイナー・ピーターセン (Ejnar Pedersen)が1953年に起業した小さな工房が始まりで、親子3代に渡るPPモブラー(PP Møbler)のこだわりは、材料となる木の大部分をデンマークとドイツに続く森林から掘り出し、根っこから抜き取った場所に新たに苗木を行うことです。国土の狭いデンマークでは資源を永続的に活用する知恵や術(すべ)を幾世代にも伝えております。また、我々の日常にあるデンマーク・デザインそのものと云えるハンス J.ウエグナー (Hans J.Wegner) の作品や、2020年の新しい東京オリンピック・スタジアムの設計として当初採用されたデザイナー、ザハ・ハディッド(Zaha Hadid) との共作も単にカタチだけの造作に終わる事なく、木の本質を表現した製品として作られております。
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ハンス・J・ウェグナー (Hans J. Wegner)は、言わずと知れたデンマーク・デザイン界の象徴的存在で、デンマーク家具が世界的から注目を集めるために大変大きな役割を果たしました。それまで人々が抱いていた家具のイメージを一新する様なデザインを次々と発表、半世紀を超える現代に於いてもその価値は変わらず、多くの人々を魅了しております。素材への深い造形と、多くの作品を手掛ける飽くなき家具デザインへの探求、それは人との共生を第一に考えた設計で、思想的にも意匠的にも他に類を見ない独自のものとなっております。
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